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カセット型ウォークマン 生産・販売終了 [雑記]

既に多くのニュースサイトで記事になっていますが、SONYが1979年に発売を開始したカセット型ウォークマンの生産・販売を終了することになりました。

AV Watchより
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101022_401936.html

walkman1.jpg

この初代ウォークマンですが、新しい物好きな父が買ってきたので我が家にもありました。
それまで音楽を聴くと言えば、大きなステレオスピーカー(三菱・DAITONEでした)が設置された部屋でアンプ、チューナー、カセットデッキ、LPデッキ、イコライザーと揃ったステレオ機器で聞くか、ラジカセ(ほとんどモノラルスピーカーだったと思います)で聴くかのどちらかでした。
そこに登場したウォークマン、はじめてカセットを入れてヘッドホンをつけて音楽を聴いたときの衝撃は、今でも忘れられません。RCサクセションの「雨上がりの夜空に」や「トランジスタラジオ」が、私の頭の中に響き渡りました。
「なんて凄いんだ、なんて素晴らしいんだ、音楽がなんて新鮮なんだ」といった衝撃、高まる胸の鼓動、大袈裟かも知れませんが当時・中学生だった私には本当に衝撃でした。
そして、その日からお小遣いやお年玉を貯めて買ったのがメタルテープ対応を謳ったWM-2でした。ちょうど高校1年生だったと思います。
メタルテープやクロムテープ、きっとカセットを知らない人には何を言っているのかわからない言葉でしょうが、当時は「やっぱりメタルテープは音が良い」とか「ロックならクロムテープの方がいい」とか「メタルテープは高いよな~」とか、友人達と騒いでいたものでした。

walkman2.jpg


今ではポータブルオーディオといえば「iPod」と言われてしまうことも多く、SONY FANとしては少々悔しい思いもあります。しかし、ポータブルオーディオという新しい世界を切り開き、それまで「身近にある存在」ではあっても決して「手軽に楽しめる存在」ではなかった音楽を、「持ち運ぶことができて手軽に楽しめる存在」にしてくれたのは間違いなく「ウォークマン」でした。
感謝ですね。
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moroq

懐かしいですね。当時ウィークマンは高くて確かAIWAを使ってました。
by moroq (2010-11-09 20:01) 

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