SONY 電子書籍 Reader 登場 [PC]
今日はSONYの「Reader」とSHARPの「GALAPAGOS」という二つの電子書籍が販売開始となりました。SONYは以前にも「LIBRIe」という電子書籍を出していましたが、やはりコンテンツの少なさが災いして、当時の日本では根付くことがありませんでした。その後、Panasonicも同様の電子書籍を出しましたが、こちらも完全な失敗に終わってしまいました。
日本の場合、本屋さんという流通網が発達しているが故に、本屋さんを経由せずに書籍を販売することが難しいという状況が指摘されています。以前にSONYやPanaが失敗したのは、確かにその通りだと思います。
しかし、時代の流れとともに書籍や本屋さんを取り巻く環境も変化してきており、SONYも捲土重来を期しての再チャレンジかと思います。
今度は自社でResder ストアという電子書籍専門のネット本屋さんを開店させていますし、SHARPも流通大手のTSUTAYAと組んでの出発となります。どちらも開始時点で約2万点のコンテンツをそろえている辺りも同じですね。
電子ペーパー VS 液晶、Reader ストア VS TSUTAYAといった面からも興味深いライバル関係になるかと思いますが、さて将来の軍配はどちらに上がるのでしょうか？
