EOS 60D [デジタルカメラ]
先程、夜のTVニュース番組で熱帯夜が43日続いているというニュースを流していました。
Photokinaがある今年は、カメラ業界も熱い秋になろうとしている様子で、先日のSONY α55に続いて、今日はCanonからミドルクラスの一眼レフEOS 60Dが発表されました。また近日中にはNikonからもD90後継機が登場してくるようですし、内容的にはあまり期待できませんがOLYMPUSもようやくE-3後継機を出してくるようです。
50Dまでの2ケタDは、APS-Cサイズセンサー搭載機の最上位機種という位置付けにありましたが、既にAPS-Cのフラッグシップとして7Dが発売されています。そのため今回の60DはKissと7Dの中間という位置付け、なおかつ7Dの販売価格が下落している中での発売となり、販促や価格設定が結構微妙というか難しいのではないかと思います。まあ商売上手なCanonのことですから、あまり心配する必要もないでしょう。
基本的にはハイアマチュア向けのミドルクラスというよりはKissの少し上=エントリークラスの最上級~ミドルクラスのローエンドといった位置付けにすることで、Kissにあとちょっと追金を払えば買えますよといった存在になるのではないでしょうか。CFからSDカードへの変更、連写速度、AFのスペック、シングルのDIGIC4など、エントリークラス寄りになっている証しかと思います。
でも面白いもので、価格COMなどを見てみると下落していた7Dの販売価格が上がってきているようです。むしろ今までの7Dの価格が異常に落ちすぎていたという方が正解で、60Dの登場により、本来7Dが置かれるはずだった価格帯に引き上げようとしているのかもしれませんね。
勝手な想像ですが、50Dの商品力が低下していた(40Dからのチェンジが早すぎた、40Dからの進化が今ひとつだった、Kissとのボディサイズ・重量差がありすぎた)ことから、7DにはD300S対抗だけではなくD90対抗という使命をも持たせていたのではないかと思います。春頃からの急速な価格下落の背景には、Canonから販売店への支援策などが相当あったのではないかと思います。
今後、CanonがAPS-Cサイズセンサー搭載機をどのようにラインナップしていくのかは分かりませんが、むしろ60Dが出たことから7Dの後継機(7D Mark2 ?)は、ちょっと思い切って上方向へシフトさせても良いのではないかと思います。
・デュアルDIGIC V搭載による高速処理
・気持のよいレスポンスの実現
・1D系と同等のAFシステム
・縦グリップ一体型のボディ(今の角材のようなバッテリーグリップはちょっと・・・・)
・より1D系に近い防塵防滴
・ボディ単体で25万円前後の販売価格(5D Mark2と同レベル)
こんな感じでどうでしょうか?
2010-08-27 01:48
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(1)
コメント 0